« おサルも私も考える | トップページ | 女王健在 »

2012/04/02

裏方も素敵

2011visituk_119

私がシープドッグトライアルで、「いいなぁ~」と思ってることの一つに、「重要なスタッフの一翼を、シープドッグたちが務めている」ってのがありますhappy01

アジリティー、オビディエンス、IPO、ガンドッグ、ディスクドッグにフリースタイル(ドッグダンス)etc 犬の競技は色々あれど、犬たちがスタッフを務めてる競技って、他に思い当たらない。(あったら教えてください)

シープドッグトライアルでは、フェッチのスタート地点に羊たちを止めておくのに、犬たちが使われることが多いです。競技犬がリフトに入ると、彼らはすぅ~っと持ち場を離れますが、それまでは「そこを動くんじゃないぞ~」と、羊たちにプレッシャーをかけてくれています。

2011visituk_72_2

さらに、昨年のワールドトライアルで、「お、ここでも犬たちが」というシーンに出会いました。一つは、コースを走り終えて「お疲れ様」な羊たちを回収に走る犬たち。通常のトライアルでは、走り終えた羊たちを所定の場所に戻すのも、競技犬たちの仕事です。しかし、1日に多数のエントリーを消化しなければならない大きな大会では、その都度、専門の回収犬に運ばせることで、競技の効率化をはかっているのでしょう。

ワールドでは回収犬たちが、終わるとサーっと走ってきて、サッサと回収していってしまいます。「君が出ても良いんじゃない?」と言いたくなるほど、その仕事ぶりは実に鮮やかで、本場のシープドッグたちの層の厚さに改めて、感心しました。

2011visituk_82
この茶色君も良い仕事してました。

さらに、もう一つ今回びっくりしたのは、ファイナルのダブルフェッチの際に、最初に連れてきた10頭の羊たちを、その場に留めておく仕事についていた犬がいたことです。

2011visituk_73
手前の羊たち(最初に連れてきた10頭)の50mくらい後方に、スッタフ犬が配されている

それまでも、いつもそこにいたのかもしれませんが、私の持ってるワールドや、シュープリームのDVDには、彼らの姿は映ってはいませんでした。ですから、ファーストフェッチで連れて来られた羊たちは、草をはみつつどんどん移動して行ってしまうことも、、、なので、ダブルフェッチのトライアルで、いつも配置されてるのかどうかは、定かではありません。

ですが、今回のワールドを観戦していて、確かに競技の公平性を保つとういう点では、こういう配慮があるのは良いことだと思いました。

そして、最終的にその日の最後に、競技を付き合ってくれた膨大な羊たちを、競技会場の周りに広がる広大な牧場に連れ帰すのも、やはりシープドッグたちです。朝から晩まで、犬たちが立派に裏方を務めている。それは、競技といえども、シープドッグたちの仕事ぶりが、いかに人々の暮らしと密接にかかわっているかの表れと言えるでしょう。

2011visituk_103

裏方の彼らには決して光が当たることはないけれど、また別のトライアルでは、彼らもアスリートとして、フィールドに立つのかもしれません。 うんhappy01、やっぱり素敵shine

|

« おサルも私も考える | トップページ | 女王健在 »

コメント

へぇ、競技の途中で羊を止めといてくれるなんて初耳かも・・・
私は、あ~・・・動いちゃうよ、早く早く・・・って、思わず手に汗握るところが好きなんだけどなぁ。(笑)

で、不公平感満載なのがシープドッグトライアルだと思ってま~す♪

投稿: hiro@みわファーム | 2012/04/03 09:58

>hiroさん
私も不公平感満載なとこ、好きですよ(笑)

てか、競技の特性上、不公平はなくせないしね(^^;) で、後で、「あ~とんでもなかった」「ったくもう」って、わいわいがやがやするのも楽しみのうち(^.^)

で、この時は、途中で待機してた犬とハンドラーさんは、実際には、ほとんど出動場面はなくて、暇そうでした(笑) 

投稿: | 2012/04/03 10:25

で、もしかしたらガンッドグ競技では、競技犬が回収できなかったゲームを回収するスタッフ犬がいるのかな? どうなんだろ?

投稿: | 2012/04/03 10:27

もしかして、私、呼ばれました?happy01

日本のガンドッグ競技会(GRTA)では、未回収ダミーは人間スタッフが回収します。

海外での競技会(本物を撃って回収させる形)では
私は映像でしか見たことがありませんが、
1頭目が発見できなかったら次の競技犬にトライさせて…とやってるので
未回収ゲームの回収専用スタッフ犬は設定されてないと思います。

ちょっと定かでないので、海外のプロな方に確認してきます。
お時間くださいhappy01

投稿: yossy | 2012/04/11 09:27

>yossyさん

呼んだ呼んだ(笑)

*1頭目が発見できなかったら次の競技犬にトライさせて…とやってるので

って、凄~い!これって大変じゃない? 次の犬は、前の犬の分もマークしておくわけでしょ?自分の番じゃないからって、のほほ~んとはしてられないってことですよねcoldsweats02

*ちょっと定かでないので、海外のプロな方に確認してきます。
お時間ください

あ、ごめんなさい、そこまでせずとも~~。でも、いっか(゜o゜)\バキ!、その道の達人に、何か聞くのって楽しいもんね(笑) 英語はやだけど(^^;)

いつまでも、ゆるりと待ってま~す(^^)/

投稿: あびちょ | 2012/04/11 11:28

>自分の番じゃないからって、のほほ~んとはしてられないってことですよね

フィールドに入ると、Gメン'75みたいに(笑)全員 横一列で移動するんです。
ゲームが飛びたつと数人のガンズ(撃つ人)が一斉に撃って何羽も落ちる。
んで、ジャッジに「アンタの犬は、あそこに落ちたはずのゲームを回収させて」と
言われて犬を送り出します。

だから犬たちは、いつどこに落ちるか分からないゲームにいつ自分が任命されてもいいように
終始モチベーションを保ってマーキングしつつ且つ落ち着いて準備をしてるみたいです。

でも本国のフィールドの状態と距離はとても難易度が高いからか?
いくらマーキングしてると言えど、ガンガン人からの遠隔指示が入ります。

以上は、レトリーブ競技のことで、私はそれしか知らないんですが
ガンドッグには色んな役割の犬がいて
(サーチング、ポインティング、フラッシング、レトリービング、それら全てを行う多目的種)
FT(フィールドトライアル)になると、また色々違うのかもしれません。

んで、競技会でなくお仕事となると、ターゲットやフィールドに合わせて
多種のガンドッグを役割に応じて使い分けたり、多目的ガンドッグを使うみたいです。
…釣りみたいだなぁ、と思います。


と、長くなってしまいました。(*^^*ゞ

英語は、友達の力をふんだんにお借りしないとならない私なので(笑)
ゆるり~と待っていてください。m(__)m

投稿: yossy | 2012/04/12 07:05

>yossyさん

Gメン'75 (o_ _)ノ彡☆バンバン あ、でも、そういえばその様子、以前ビデオで見た覚えがあります。

(以前、って、15年くらい前だけど)レトリバー種に興味があって、知人から英国のガンドッグのビデオを借りたんですが、そこでハンドラーの脇に正座して(^^;)待機してる犬たちを見ましたわ~♪ 

*いくらマーキングしてると言えど、ガンガン人からの遠隔指示が入ります。

そりゃ、そうですよね。そこにまた人&犬で仕事する楽しみもあると思います。

シープドッグも一緒かな。本能だけでもいけちゃう部分もあるし、持って生まれたものが、物を言う場面もありますが、より洗練され効率的な仕事をしようと思ったら、ハンドラーとの連携は絶対ですもんね。

ただ、このハンドラーがヘボだと┐(´ー`)┌ ま、それは何をするにも言えることですが(^^;)

*多種のガンドッグを役割に応じて使い分けたり、多目的ガンドッグを使うみたいです。

(゚_゚)(。_。) だから、ガンドッグは種類が多いんだよね。

*…釣りみたいだなぁ、と思います。

あ、なるほど。

*ゆるり~と待っていてください。m(__)m

らじゃhappy01

投稿: あびちょ | 2012/04/13 08:49

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101582/54375225

この記事へのトラックバック一覧です: 裏方も素敵:

« おサルも私も考える | トップページ | 女王健在 »