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2006/08/08

National 雑感 その1

さて、UKのトライアルフィールドでは、恒例のナショナル・トラアイルの季節がやって来ました。先週末がWELSH、その前の週末にはSCOTTISH NATIONALがそれぞれ開催され、9月にCharterhall Estatesで行われるINTERNATIONAL TRIALに進む15名のチームメンバーが選ばれました。今年のINTERNATIONALはISDS創立100年の記念大会です。

ISDSのwebsiteは最近めっきりレスポンスが向上してまして(^^;)、各ナショナルの結果は、その日の競技終了後間もなくHot Results Linkで発表されています。この結果に胸を躍らせつつも、今年は一抹の寂しさも感じています。

トライアルに先立つこと1ヶ月前ほどでしょうか、ISDSから発送されてくる、ISN(International Sheepdog News)にUPされたScottishのRunning orderを見ながら、私は感慨深くある1人のハンドラーのことを想っていました。そのハンドラーの名前を今年からは、もう2度とRunning orderの中に見つけることはできないのです。

そのハンドラーというのは、Dual International Supreme Champion "Spot 161819" のブリーダーにしてハンドラーのJ.H.Wilson氏です。氏は昨年このScottish Nationalに参加中に急逝されました。恐らく大きな悲しみがトライアル会場を覆ったことでしょう。多大な尊敬を集める偉大なファーマー、ハンドラー、ブリーダーである氏の急逝は、私にとっても衝撃的で本当に残念なことでした。まだまだ彼の雄姿と犬たちを観ていたかったです。

Wilson氏とSpot。このチームこそが、私をworking sheepdogの世界へと導いてくれた、まさにそのチームでした。

今から8年ほど前でしょうか? 某犬雑誌のボーダーコリー特集に掲載された1枚の写真。誇らしげに数々の盾やカップと共に笑顔で座るハンドラー。そしてその傍らで「こういう賑やかな席は、僕はちょっと苦手なんです」とでも言いたげに、控えめに寄り添う一頭の美しい白黒の犬。私はこの写真に釘付けになりました。その犬の控えめだけれど、強い意志を感じさせる眼差しに心を揺さぶられたのです。そこから(ちょっとロマンチックに申しますと^^;)、私の旅が始まったというわけです。

それから数年の歳月を経て、私は縁あって、その憧れ続けたSpotの孫犬を迎えることができました。それがヒースです。ですから、私にとってこれからもWilson氏と彼の犬たちは特別な存在であり続けるでしょう。

ISDSのTrials Committeeは、今年のInternational Supremeから、"JOHNNY WILSON MEMORIAL TROPHY" をSupreme Trialの"The best Shed by dog and handler"に贈ることを決めたようです。初年度のプレゼンターは奥様のMay Wilosnさんです。これはシェッドにおける、Wilson氏の卓越した技術に敬意を込めての決定のようです。

J.H.Wilson's very talented four generations family.
Maid 243708  '2003 International Supreme Champion '2004 Reserve Supreme Champion
Her father Rob 207718  Dual Scottish National Champion
Rob's father Spot 161819 Dual International Supreme Champion
Spot's mother Peg 125220 Dual Reserve International Supreme Champion

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